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210203 韓国、日本は「隣国」 「パートナー」から後退  国防白書

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'21/02/03付北海道新聞朝刊8面の記事

韓国、日本は「隣国」
 「パートナー」から後退 国防白書


【ソウル上家敬史】韓国国防省は2日、2年に1回発行している国防白書の2020年版を発表した。
17年の文在寅政権発足後に初めて発行された18年版白書では、日本を共に協力すべき「パートナー」と位置付けたが、今回は日韓関係の悪化を踏まえ、「隣国」との表現にとどめた。
北朝鮮に関する記述では、弾道ミサイルを運用する部隊などが増強されていると記す一方、「敵」との表現を前回と同様に盛り込まなかった。




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 国防省関係者は2日、日本に関する表現の変更について「日本政府が対韓輸出規制を強化して以降、日韓間にはさまざまな懸案があり、『隣国』と定義するのが妥当と判断した」と説明した。
韓国メディアは18年版白書に比べ、「格下げされた」と伝えている。

 20年版白書は、日本による島根県の竹島(韓国名・独島)の領有権主張を「歪曲された歴史認識」と主張。
韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊機への火器管制レーダー照射問題について「事実をごまかした一方的なマスコミ発表で両国の国防関係が難航した」と指摘した。
さらに対韓輸出規制強化について「両国の国防関係の未来志向的発展の障害となっている」と非難した。




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 北朝鮮を巡っては、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載可能な新型潜水艦を追加で建造していると説明。
各種弾道ミサイルを扱う旅団や重武装装甲車などを配置した師団を増強し、特殊部隊が韓国大統領府の模型を使った攻撃訓練を強化していると記した。

 ただ、南北融和を最重要課題に位置付ける文政権の姿勢を踏まえ、従来用いてきた「北の政権と北の軍はわれわれの敵」との表現は18年版白書に続いて避けた。
北朝鮮が新型兵器を相次いで公開する中、聯合ニュースは「過度な顔色伺いとの判断も出てくる」と指摘している。




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 一方、防衛省は2日、韓国大使館の駐在武官を同省に呼び、抗議した。
石川武報道官は同日の会見で、竹島の領有権などに関する記述について「わが国の立場と相いれない内容。極めて遺憾だ」と述べた。



210716-210203 8面韓国日本は隣国




by ayacbm | 2021-07-16 19:02 | 韓国 | Comments(0)