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Cameraな日々

191004 日本側の分析を韓国に情報提供  協定破棄撤回促す

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’19/10/04付北海道新聞朝刊2面の記事

日本側の分析を韓国に情報提供
協定破棄撤回促す


政府は、北朝鮮が2日に発射した弾道ミサイルに関し、韓国の要請に応じて日本の情報を提供する方針を固めた。

政府関係者が3日、明らかにした。

11月に有効期限が切れる日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)に基づく対応。

日本は協定の重要性を訴え、破棄決定の撤回を韓国に促す考えだ。




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河野太郎防衛相は、ミサイルの最大射程は約2500キロに達するとの分析を明らかにした。

日本のほぼ全域が射程に入る。

韓国への情報提供に関し日本政府幹部は3日、「協定自体は11月下旬まで有効だ。拒むつもりはない」と語り、速やかに実施する考えを示した。

北朝鮮ミサイルへの対応を優先し、韓国の要請に応じることで日韓や日米韓の防衛協力を維持する狙いがある。

韓国が破棄決定を見直すかどうかが今後の焦点となる。




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韓国の鄭景斗国防相は協定による情報共有を日本に求めたと2日に表明。

日本から韓国への要請はなかったと説明した。

日本の外務省関係者は「精度が高い日本の偵察衛星画像や、落下地点に近い日本の各種情報が必要なのだろう」と指摘。

発射から着弾に至るミサイルの状況を詳しく分析するには、日本のデータが不可欠と韓国が判断したとみている。




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韓国が協定破棄を通告した翌日の8月24日にも北朝鮮は短距離弾道ミサイルを発射。

その際も、日韓は協定に基づき、情報や分析結果を共有している。



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by ayacbm | 2020-04-30 20:45 | GSOMIA | Comments(0)