181218 平均経済成長率3.7%は特筆すべき数字
第4章 日韓相互理解への道
2︎⃣ 事実を踏まえて大局から歴史を見つめる
平均経済成長率3.7%は特筆すべき数字
そのような朝鮮人経営者の活躍もあり、日本統治期間をとおした朝鮮の平均経済成長率は実に3.7%であり、特に1,920年代〜30年代は平均4%前後に達しています(崔基鎬『日韓併合』祥伝社田黄金文庫)。
この間、世界は第一次大戦による荒廃、1929年に起きた大恐慌などによって経済的大混乱のさなかにあり、同時期に2%の経済成長を遂げた国はほとんどありませんでした。
そのようななかで平均プラス3.7パーセントを達成したことは、世界的に見れば驚異的高度成長だったことになります。
実質所得から見ても、この間の人口増加率が1.3%でしたので、平均一人あたり毎年2.4%増加したことになり、しかもその増加率は後になるほど増えています。
この急速な経済成長は日本の支援を得つつ、1日も早く朝鮮の近代化を実現しようと多くの朝鮮人が日夜努力した成果でした。
現在の韓国人は、なぜそのことを忘れてしまったのでしょう。
崔基鎬『日韓併合』祥伝社田黄金文庫の<表5>世界各国・工業生産の伸長率のグラフは、1913年(大正2年)を100とした場合の世界各国の工業生産指数です。
これを見れば、1938年(昭和13年)におけるイギリス、アメリカ、ドイツの指数は120から150程度です。
これらの国々はもともと分母が大きいために伸び率が少なくなる面はあるとしても、世界全体が190程度のなかにあって、朝鮮は日本を超える実に550に達しているのです。
具体的に生産額で見てみましょう。
1927年(昭和2年)〜33年(昭和8年)の工業生産額は年間3億円台でしたが、35年(昭和10年)には6億円と倍増、40年(昭和15年)には18億円と3倍に増えて、農業生産額とほぼ肩を並べました。
さらに内訳を見ると、1931年(昭和6年)には食糧や紡績などの軽工業が工業生産の62%を占めていたのが、39年(昭和14年)には逆転して化学、金属、機械工業が中心となり、40年代初頭には韓国は工業社会へと変貌を遂げたのでした(黄文雄『韓国は日本人がつくった』ワック)。
松木国俊 著 ほんとうは、「日韓併合」が韓国を救った! から抜萃
Canon AF35M
by ayacbm
| 2018-12-18 14:16
| 日韓併合が韓国を救った
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